自家製酵母【パンレシピ】クープが開きやすい「カンパーニュ」の作り方

カンパーニュ画像 ハードパン

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レーズン酵母元種とルヴァンリキッドを使ってコールドプルーフで作る「カンパーニュ」のレシピを紹介します。

今回は初心者さんでも比較的クープが開きやすレシピです。

E65(準強力粉)に窯伸びがよくボリュームが出やすいゴールデンヨット(最強力粉)を加えることで扱いやすくクープが開きやすい配合にしました。

また、「基本のカンパーニュ」で使用するモルトの代わりにはちみつを使用し酵母の発酵を促進させ、柔らかさをキープさせるレシピになっています。

カンパーニュに限らず、製パンにおいては同じ配合でも使用する材料(粉や酵母、糖類)によって風味や食感、口当たりは変わります。

また、カンパーニュのレシピは材料や配合、成形方法など工程もさまざまです。

今後、「基本のカンパーニュ」や「アレンジカンパーニュ」など、色々なカンパーニュのレシピを紹介していきたいと思っています。

※今回のレシピはライ麦が配合されていますが、苦手な場合は無くても美味しく出来ますよ。ライ麦粉を除く場合はその分をE65(準強力粉)に置き換えてください。

今回は使用した発酵かごはこちらです。※仕込む粉量230~260gが丁度よいサイズです。


※本コンテンツはPRを含みます。


材料

小判型21cm 1個分

作り方

レーズン酵母元種ルヴァンリキッドの作り方は↓を参考にしてください!

1.オートリーズ ボールにレーズン酵母元種、ルヴァンリキッド、はちみつ、水を入れ酵母が溶けるまで混ぜておく。

酵母と水分を混ぜる
酵母と水分を混ぜる

2.別のボールに塩以外の粉類を入れ軽く混ぜておく。

粉類を混ぜる
粉類を混ぜる

3.2のボールに1の水とはちみつに溶かした酵母類を入れ、粉っぽさが無くなるまでゴムべらで混ぜ、乾燥しないようにラップをかぶせて30分おく。

塩以外の材料を混ぜ合わせる
塩以外の材料を混ぜ合わせる
粉っぽさが無くなった様子
粉っぽさが無くなるまで

4.生地作り 3に塩をまんべんなく振りかけて、生地の端を持って上に引っ張り真ん中に押し込む。これを30回ほど繰り返す。

生地の端を持ち引っ張り上げる
生地の端を持ち引っ張り上げる
中心に押し込む
中心に押し込む

5.ラップを被せて30分おく。

捏ね上がり
捏ね上がり

6.パンチ 生地の端を持って上に引っ張り真ん中におく。※この時は中央に押し込まずに集めてくるようにする。(5~6回で1周する)

パンチ1回目
生地が繋がってきている
引っ張った後は中央に置く
引っ張った後は中央に置く

7.6の行程を後2回繰り返し合計でパンチを3回行う。最後はドレッジを使いボールに付いた生地を綺麗にし中央に集めたところが下になるようにひっくり返す。その後、ボールを回しながらドレッジを差し込み表面を張らせる。

パンチ完了
パンチ完了
ボールを回しながらドレッジを差込み表面を張らせる
ボールを回しながらドレッジを差込み表面を張らせる
表面を張らせた後
表面を張らせた後

8.1次発酵 ラップをかけ室温で2倍の大きさになるまで(3時間程度)発酵させる。(底から見ると気泡がまんべんなく見える)

1次発酵完了
2倍の大きさになるまで発酵させる
発酵完了後
発酵完了後、底から見た様子

9.ベンチ 8を打ち粉をした台の上に取り出し、生地の下に手を入れるようにして広げ縦方向に三つ折り、横方向に三つ折りにする。この時、大きな空気は叩いてつぶしておく。

生地を広げる
生地を広げる
縦に三つ折り
縦に三つ折り
縦に三つ折り
縦に三つ折り
更に横に三つ折り
更に横に三つ折り

10.ドレッジを使ってひっくり返し、打ち粉をしながら表面に出てきた空気を叩いて抜く。その後、乾燥しないようにボールをかぶせ30分ベンチタイム。

ひっくり返し空気を抜く
ひっくり返し空気を抜く

11.成形 打ち粉をしながら手で叩いて空気を抜き、生地をひっくり返し表面に出てきた空気も抜いておく。

叩いて空気を抜く
叩いて空気を抜く

12.表目の大きな空気は叩いてつぶしながら縦に三つ折りにする。

横3分の1を中央に折る
横3分の1を中央に折る
反対側も折る
反対側も折る

13.上の3分の1を手前に折り返し端は折り目に向かって押し込む。(※写真は片手ですが両手で行ってください)

上の3分の1を手前に返す
上の3分の1を手前に返す
手前に折り込む
手前に折り込む
端を折り目に向かって押し込む
端を折り目に向かって押し込む

14.巻き込んだところを真にして残りを巻いていく。(※写真は片手ですが両手で行ってください)

巻いていく
巻いていく

15.生地の端に手を添えて手前に引き、生地の表面を張らせる。(※写真は片手ですが両手で行ってください)

表面を張らせる
表面を張らせる

16.生地の側面に手を立てて押さえてとじ、反対側も同じようにとじる。

側面をとじる
側面をとじる

17.2次発酵 発酵かごに手ぬぐい等を敷きたっぷり粉ふって16の生地をドレッジを使いながらそっと入れ、再度開いてきたとじ目を引っ張りながらしっかりとじる。その後、周りの手ぬぐいをかぶせ乾燥しないようにポロ袋に入れ(10~18時間)冷蔵庫で低温発酵させる。

発酵かごに入れる
発酵かごに入れる

18.2次発酵が完了したら冷蔵庫から取り出し、30分~1時間程度復温させる。※ご家庭のオーブンによりますが、この時点で天板ごと余熱(スチーム300度)を開始してください。釜入れまでに余熱が完了した場合は時間を長めに設定して空焼きを開始しておいてください。


19.生地の上にオーブンシートを被せ、その上から取り板を乗せてひっくり返し発酵かごから生地を取り出す。

2次発酵完了の画像
2次発酵完了
生地の上にオーブンシートを被せる
生地の上にオーブンシートを被せる
取り板を重ねる
取り板を重ねる
ひっくり返して生地をとり出す
ひっくり返して生地をとり出す
かごを外す
かごを外す

20.刷毛を使い余分な粉を取り除く。

余分な粉を取り除く
余分な粉を取り除く

21.カミソリを持って中央にクープを入れる。※クープを入れるとあっという間に広がってしまうので手早く行い、クープが入ったら素早くオーブンに入れる。

クープを入れる
クープを入れる
クープ入れ終わり
クープ入れ終わり

21.焼成 素早くオーブンに入れ300度のスチームで9分焼成した後、230度のオーブンで6分、210度で6分焼成する。※焼成時間はご家庭のオーブンに合わせて調節してください。

※余熱後、空焼きをしていた場合は取り消しボタンは使用せず(取り消してしまうと再度300度設定が出来ない)キッチンタイマー等で焼成時間を計ってください。スチームで9分焼成した後はスチーム無しで焼成します。


20.火傷をしないようにオーブンから取り出しケーキクーラに乗せて粗熱を取る。

完成画像横から
完成画像上から
カンパーニュ断面画像

※完成したカンパーニュはそのまま食べても美味しいですが色々アレンジしても美味しいですよ!

アレンジ画像

カンパーニュの食べ方(アレンジ)の紹介

自家製酵母で焼いたカンパーニュで「アボカドタルティーヌ」を作りました♪
自家製酵母で焼いたカンパーニュで「桃のタルティーヌ」を作りました!

材料について

  • E65(準強力粉) 北海道産のハードブレッド用粉です。もっちりとしたクラムにさっくりと香ばしいクラストに焼き上がります。とっても扱いやすく人気の粉で美味しいですよ。

  • ゴールデンヨット(最強力粉) 小麦粉の蛋白が強力粉よりも多く、ボリュームが出やすい粉です。
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