レーズン酵母で作る、ブラウンシュガーのコクが癖になる「スイートロールブレッド」のレシピを紹介します。
ブラウンシュガーはしつこく無い甘さに適度なコクのある砂糖でカラメルのような独特な風味を感じるのが特徴です。
このブラウンシュガーで作るブラウンバターを巻き込んだパンは風味が良く食欲がそそられますよ♪
今回は1斤(長方形)の食パン型を使いました。
少し小ぶりの食パン型でアレンジした食パンを焼いたりするときには大いに活躍するサイズです!(もちろん山型食パンや角食もかわいく焼けます♪(手ごねでパン作りをされる方には丁度良いサイズ感ですね)
今回のレシピは角食や山型食パンのように、それほど容積比を気にせずに焼けるので、ご自宅にある1斤長方形型で大丈夫ですよ!(※極端にサイズが違う場合は使用する型に合わせて材料の加減をしてくださいね)
※本コンテンツはPRを含みます。
作業工程について
自家製酵母で作るパンはじっくり時間かけて作るのが特徴。
基本的に自家製酵母のみで仕込む場合は、作業工程にかかる時間と生活のリズムを考えると3日程度かけて作るのが理想的です。
自家製酵母だけで仕込む場合の作業工程(例)
1日目・・・【中種を仕込む】中種を捏ね4時間ほど(2倍の大きさになるまで)発酵させた後、冷蔵庫に入れ翌日まで休ませる。
2日目・・・【本捏ね】→【フロアタイム】(1次発酵)4時間ほど(2倍の大きさになるまで)発酵させた後、冷蔵庫に入れ翌日まで休ませる。
3日目・・・復温→【分割】→【ベンチ】→【ホイロ】(2次発酵)→【焼成】
といった感じで進めると、家事の合間に作業しやすく、時間がかかりすぎで焼き上がるのが夜中になってしまった、、、という失敗が軽減される。(自家製酵母のパン作りではあるある、なんです、、、)
今回紹介するレシピは(このサイトで紹介しているレシピの多くは)微量のサフ加え、自家製酵母で作るパンの劣化が遅く風味が良いという特徴を活かしながら時短で作業時間を予測しやすくい、いわば自家製酵母とインスタントドライイーストの良いとこ取りの配合になっています。
しかしながら、インスタントドライイーストのみで仕込む場合に比べると(加えるサフも微量のため)時間はかかります。
なので、1日で仕上げることは可能ですが、その場合は朝早くから仕込んで夜遅くに焼き上がる感じです。
そこで、おすすめは2日に分けて作業すると無理なく日常に取り入れやすいですよ。パンを仕込んでいる間に外出したり、家事をすることも出来ます。(もちろん、3日に分けて作業してもOKです)
レシピの作業工程(例)
1日目・・・【中種仕込み】中種を捏ね4時間ほど(2倍の大きさになるまで)発酵させた後、冷蔵庫で翌日まで休ませる。
2日目・・・【本捏ね】→【フロア】(1次発酵)※3日に分ける場合はここで(2倍程度の大きさまで発酵した生地を)冷蔵庫で休ませる→【分割】→【ベンチ】→【ホイロ】(2次発酵)→【焼成】
あくまでも1例ですので都合の良い時間帯で焼いてみて下さいね!
※自家製酵母のみで作る場合は自家製酵母だけで仕込む場合の作業工程(例)を参考に、材料からサフを除いてくださいね!(注意:このサイトで紹介している他のレシピでは、酵母の割合を自家製酵母とインスタントドライイーストを併せて丁度良い配合にしているものがあるので、すべてのレシピには適用しませんのでご注意ください)
材料
食パン型(1斤) 1個分
中種
- 春よ恋(強力粉) 115g
- 砂糖 10g
- レーズン酵母液種 47g
- 水 28g
本捏ね
- 中種 全量
- 春よ恋(強力粉) 70g
- ドルチェ(薄力粉) 45g
- サフ(ドライイースト) 0.5g
- 砂糖 10g
- 塩 3.7g
- 牛乳 80g
- 無塩バター 23g
※レーズン酵母液種の作り方はこちら↓を参考にしてください。
作り方
フィリングを作る
1.常温に戻したバターをクリーム状になるまでゴムべらで練り、ブラウンシュガーを加え混ぜる。
2.1にアーモンドパウダーを加え更に混ぜる。
パン生地を作る
1.中種を作る 中種の材料をボールに入れて粉っぽさが無くなるまで混ぜた後、台の上に取り出して表面が滑らかになるまで捏ねる。
2.乾燥いないようにラップをし(28度で4時間程度)発酵させ冷蔵庫で保管する。
3.生地作り(本捏ね) (※捏ねる1時間前に中種を冷蔵庫から出して復温しておく。)捏ね機にバター以外の材料と復温した中種を手でちぎりながら入れ、滑らかになるまで捏ねる。
※「基本の生地作り」を参考にしてください↓
4.バターを加え捏ねる。※更に伸びのよい生地になる
5.捏ね上がったら生地を両手で持ってきれいな面が出るように何度か張らせながら丸める。(張らせすぎると生地が傷むので3~4回程度)
6.1次発酵 ボールやタッパーなどに生地を入れ2~2.5倍になるまで(28度で2時間30分~3時間程度)発酵させる。
7.フィンガーチェック 生地の状態を確認する。(表面に少し強力粉をまぶし人差し指の第2関節くらいまで差し込み、跡が残るくらいになれば発酵完了。すぐに戻って穴がふさがるようなら発酵不足。また指をさして全体がしぼんでいくようなら発酵のしすぎ)
8.打ち粉をした台の上に出し、手で押さえながら中の空気を抜くき、半分に折る。空気を抜き半分に折る作業を3~4回程度繰り返し最後は表面を張らせるように丸める。
9.ベンチタイム 閉じ目を下にしで台の上に置き、乾燥しないように発酵に使っていたタッパーをかぶせて30分ベンチタイムをとる。
10.成形 とじ目を上になるように生地をひっくり返し、長方形(大体14~15cm×29~30cm)になるように麺棒で伸ばす。
11.短い1辺と上下を1cm程度を残してフィリングを塗り広げる。
12.キッチリ端まで塗った辺からくるくる巻いていく。
13.巻き終わりは生地の端を引っ張りながらつまんで止めておく。
14.巻き終わった生地をスケッパーで2等分にする。
15.2次発酵 スプレーオイルをした型に切り口を上にして入れ、型の8~9割程度の高さになるまでで発酵させる。(28度で3~4時間程度)
16.2次発酵が完了したら卵液(分量外)を刷毛で塗る。
17.天板ごと200度に予熱したオーブンに入れ、温度を180度に下げ17分、さらに170度で10分焼成する。
17.焼成が完了したらオーブンから取り出し、すぐにケースごと10cm程の高さからトントンと落としてショックを与え、中の水蒸気を逃がし(ケーブイング、ケーブイン:冷めた時に焼き縮みによるシワ、腰折れを防ぐ)型から出してケーキクーラに乗せて粗熱を取る。
冷めたらスライスして朝食やおやつにどうぞ♪
軽くトーストしても美味しいですよ♡
レーズン酵母を使って作るレシピ紹介
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