しっとり、ふわふわでほんのり甘い。。。
そんな、元種で作る” しっとり贅沢な『はちみつ生食パン』” を紹介します!
水分は、生クリームと牛乳、そしてはちみつ。
素材のやさしさをそのままパンにしたような、
とろけるようなしっとり感が魅力です♪
そして、何より特別なのが――生地の感触。
仕込み中のパン生地は、まるで絹(シルク)のようにきめ細かくて、しっとりなめらか。
その手触りは、触れているだけでふわっと癒されるほど。
焼いて美味しいのはもちろん、作る時間までごほうびのような、
そんな特別な ”生食パン” です。
焼き型について
食パン1斤型(長方形・勾配あり)を使っています。
もちろん、お手持ちの1斤型(長方形)でもOKですよ♪※大きさが極端に違う場合は量を調節してくださいね。調整の方法は『パン作りの基本 ①!“ベーカーズパーセント”と配合率をマスターしよう』で紹介しています♪
” しっとり贅沢な『はちみつ生食パン』” の作り方
材料
食パン1斤(1個分)
作り方
1.捏ね ホームベーカリーに元種、水分、粉類の順に入れ(バター以外)て捏ねる。(15分くらい)※元種と水分を先に入れることで混ざりやすくなる。

最初はべちゃべちゃした生地ですが、しっかりと繋がってくれます!
2.バターを投入し更に捏ねる。(10分程くらい)
※💡『パン作りの基本!③パン作りの工程ーその1ー「ミキシング」(捏ねる)・生地作り』も参考にしてくださいね↓
3.捏ね上がったら庫内から取り出し素早く手を動かして丸くまとめ、とじ目を下にスプレーオイルを振ったタッパーに入れて28度の環境で1次発酵させる。(緩めの生地なので素早く手を動かします)


💡 28度の環境の作り方
① オーブン用の天板に生地と湿温度計を乗せ、オーブンの庫内に入れます。
② ココット皿のような容器に熱湯を入れて一緒に天板に乗せて扉を閉めます(オーブンはオフの状態)
③ オーブンの機種にもよりますが、みるみる温度と湿度が上がります。
④ 温度が高くなりすぎた時はお湯をはった器をオーブンから出して温度を調節します。逆に温度が下がり過ぎたら、お湯を熱湯に入れ替えます。
気温が低い日でも、この方法なら1時間程度はお湯を入れ替えなくても28度をキープしてくれます!

4.1次発酵・パンチ 28度の環境で90分ほど発酵させて、生地の大きさが1.5倍くらいになったら1回目のパンチをいれる。生地の端を持って縦方向と横方向に三つ折りにする。※生地を触る前にタッパー縁に触れて手に油分をつけておくと生地がひっつきにくい。
👇 1回目のパンチ → 捏ね上がりから90分後、生地の大きさは1.5倍くらい


↓縦方向と横方向に三つ折りをしてパンチを入れる。



⬇️『パン作りの基本 ④!パン作りの工程ーその2ー「1次発酵・パンチ(ガス抜き)」』も参考にしてくださいね♪
5.1回目のパンチの後、90分ほど発酵させて2回目のパンチを入れる。
👇 2回目のパンチ → 1回目のパンチから90分後、生地の大きさは1.8倍くらい


↓縦方向と横方向に三つ折りをしてパンチを入れる。


6.低温長時間発酵(オーバーナイト法) 発酵の途中でパンチを2回入れたあと、冷蔵庫に入れて12~24時間ほど低温長時間発酵(オーバーナイト法)する。
↓パンチが完了した生地


7.復温・フィンガーチェック 翌日、冷蔵庫から生地を取り出す。生地の大きさは2.5倍くらいになっています。そのまま室温で18度くらいになるまで復温する。生地最終発酵倍率は3倍くらい。フィンガーチェックで発酵の状態を確認する。(28度で1~2時間程度)
👇 冷蔵庫から取り出した生地

👇 復温が完了した生地

※表面に少し強力粉をまぶし人差し指の第2関節くらいまで差し込み、跡が残るくらいになれば発酵完了。すぐに戻って穴がふさがるようなら発酵不足。また指をさして全体がしぼんでいくようなら発酵のしすぎ。

8.分割 打ち粉をした台の上に出した後、中の空気を抜いて3等分に分割する。(1個200gくらい)

9.ベンチタイム 綺麗な面を出すように空気を抜いた後、何度か折りたたんで表面を張らせながら丸め、とじ目を下にして置き、乾燥しないようにタッパーやボールをかぶせて30分ベンチタイムをとる。(室温が低い時は45分程)


10.成形 ベンチタイムが完了したら、中のガスを抜いて生地をひっくり返し、とじ目を上にして長方形に伸ばす。




11.縦4分の1を中央に向かって折り、反対側も生地の端が向かい合うように折る。綿棒を転がして中のガスを抜く。



12.端を手前に折り返し、折り目に向かって押し込んでおく。残りをくるくると巻いていき、最後はしっかりとじておく。



13.スプレーオイルをかけた型に入れ、9割程度まで2次発酵させる。(28度で3~4時間)

14.オーブンに天板を入れ210度に予熱を開始。※オーブンの機種によって予熱にかかる時間は変わります。予熱に時間がかかる場合は発酵が完了する前に予熱を開始しておいて下さい。

15.発酵が完了したら庫内に入れ210度で3分、温度を180度に下げて27分焼成する。焼成時間は合計30分。

16.焼成が完了したらオーブンから取り出し、すぐにケースごと10cm程の高さからトントンと落としてショックを与え、中の水蒸気を逃がす。(ケーブイング、ケーブイン:冷めた時に焼き縮みによるシワ、腰折れを防ぐ)
17.完成です!

生地の手ざわりは、まるで絹のようにすべすべで、思わずほっこり😊💕
ふんわり癒やされながら作れる、特別なひとときも楽しんで下さいね✨
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