レーズン酵母を使って中種法で作る、レモン風味が爽やかな「レモンとクリームチーズのソフトパン」のレシピを紹介します!
爽やかなレモンとクリームチーズの相性は良くてとっても美味しいですよ♪
トップにはレモン風味のアイシングをかけてフレッシュレモンを乗せてみました!
見た目も爽やかで食欲をそそります♡
暑い日でも食べやすいですよ♪
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焼き型について
- 焼き型について・・・今回のレシピは鮮やかな黄色が映えるように焼き色できるだけ焦げ目を出さない焼成をしています。そのため、短時間の焼成でも中が生焼けにならないように食パン型よりも小さなパウンドケーキ型を使っています。
- 食パン型で焼く場合(1)・・・クリームチーズを生地に混ぜ込んだふんわりと柔らかいクラム&クラストになっています。パウンドケーキ型が無くて食パン型で焼く場合は生地量はそのままの分量で長方形の1斤型で焼いて下さい※腰折れ防止。(長さはさほど変わりがありません。少し横広で高さは低めになりますが腰折れしにくくなります)
- 食パン型で焼く場合(2)・・・2次発酵は型の高さを目安のせずに2~2.5倍の大きさになるまで(横にも広がるため型の6割程度を目安)
フィリングについて
- クリームチーズにフィリングを楽しむレシピのなっているので少しフィリングが多めです。巻きにくい場合はフィリングを半分の量で試してみて下さい。
- フィリングを巻いた後の生地を2等分にするときはドレッジよりもスケッパーを使うときれいに分割することが出来ます。※スケッパーが無い場合、ドレッジで生地がきれいに切れずにフィリングが飛び出してしまうことがあります。その時は一度フィリングを巻いた後に冷凍庫で冷やして下さい。完全に冷凍せずに少し柔らかさが残っている状態で包丁などでスパッと切るときれいに分割できます。
今回はドライイーストで作るアレンジも載せています。
※インスタントドライで作る場合はこちら!!
使用する道具について
今回使用する焼き型はパウンドケーキ型を使います。
パウンドケーキ型を使う事で、大きな型で焼くよりも焼成時間が短くてすむので柔らかなクラストに焼き上がります。
ふんわり食感のクラムにデザートのようなフィリングには薄めの柔らかめのクラストがよく合います。
ブリキ製の焼き型は熱伝導が良く、油が馴染みやすいため使い込んでいくと型離れがよくなり、サビにくいですよ。
※インスタントドライで作る場合はこちら!!
材料
パウンド型(内寸80×210×H60mm、底寸70×195mm)1個分
※行程の写真は倍量の2個分で作っています!
※お持ち型で焼く場合、大きさが余りにも違っていれば分量を調整してくださいね。
作り方
中種をつくる
※レーズン酵母液の作り方は↓を参考にしてください。
1.中種の材料をボールに入れ粉っぽさが無くなるまで混ぜたら2倍程度の大きさになるまで発酵させた後、冷蔵庫で1晩休ませる。
※下記のページも参考にしてください。
生地作り
2.無塩バター以外の材料をホームベーカリーや捏ね機に入れ、復温(冬場は捏ねる1時間前くらい、夏場は少し短めに)しておいた中種をちぎって入れて生地がうすく伸びるまで捏ねる。(捏ね時間はお持ちのホームベーカリーやニーダー等の機器によって異なるので必ずグルテンチェックをしてください)
3.生地を指で広げてみて薄くのびるようになれば無塩バターを投入し捏ねる。さらに伸びのよい生地に捏ね上げます。※「基本の生地作り」も参考にしてください!
4.捏ねあっがた生地を両手で持ってきれいな面がでるように何度か張らせながら丸める。(張らせすぎると生地が傷むので3~4回程度)
1次発酵
5.うすくスプレーオイルをしたタッパーなどに生地を入れ、1次発酵させる。1.8倍の大きさになるまで発酵(室温25度で1時間ほど)させた後冷蔵庫で一晩(8~16時間)低温発酵させる。(この時、生地の上部分がパンの表面になるので傷つけないように気をつける。
6.冷蔵庫から生地を取り出し1時間ほど復温させながら発酵(発酵前の大きさの2.5倍程度)を進める。フィンガーチェックで生地の状態を確認する。(表面に少し強力粉をまぶし人差し指の第2関節くらいまで差し込み、指をさした跡が残るくらいになれば発酵完了。すぐに戻って穴がふさがるようなら発酵不足。また指をさして全体がしぼんでいくようなら発酵のしすぎ。)
ベンチタイム
7.打ち粉をした台に生地をひっくりかえして取り出す。※注:無理に引っ張って傷をつけないように注意する(台に接している方がパン生地の表面になる)
8.7の生地を台の上にだし、かるく押したりたたいたりして空気を抜きながら半分にたたむ。重ねて閉じた部分を中央に上向きになるように置いたら中の空気を抜く。これを2~3回おこなう。(表面を張らせることを意識しながら作業する。やりすぎると生地が傷むので様子をみながらおこなう)
9.閉じ目を下にしで台の上に置き、乾燥しないように発酵に使っていたタッパーをかぶせて30分ベンチタイムをとる。(※写真は2倍の量で2個作っています)
フィリングを作る
10.生地を休ませている間にフィリングを作る クチナシの実を半分に割り少量の水を加え煮立たせ、十分に色が出してから冷ましておく。(かき氷シロップのレモンなどの食用色素でも可)フィリング用の無塩バターをゴムベラでやわらかくなるまで練る。そこへクリームチーズを合わせて更に練る。
11.砂糖を入れてよく混ぜた後、牛乳を少しずつ入れ、(そのたびによく混ぜる)レモン汁、クチナシの色素(または食用色素を水で溶いたもの)も加える。
12.ふるっておいたアーモンドパウダーと薄力粉を入れ練らないようにさっくりと混ぜ合わせる。
食用色素を使う場合・・・小さじ4分の1の水に食用色素(黄)少量を溶かして下さい
※爪楊枝などを使うと少量を取り出すことが出来ます
成形
※成形方法を動画でも紹介しています!
13.ベンチタイムが完了した生地を手で押して中の空気を抜く。その後、生地を裏返して閉じ目が上、表面が台に接するように置き長方形になるように綿棒でのばす。綿棒をかけるときは一度に伸ばさず、縦に上・下と分けて伸ばしていき上下の1cn程は残しておく。次に横向きに縦と同様に左右1cmほど残し最後に角を出すように四隅を長方形の角方向に綿棒をかける。
14.伸ばした生地に先ほど作ったフィリングの半量をゴムベラやパレットナイフ等で塗り広げる。巻き終わりになる1cm程は塗らずにあけておく。
15.フィリングの塗っていない方と反対側の辺からくるくると巻き込んでいく。最後は生地を引っ張って持ち上げるようにして巻いてきた生地にしっかりと止めていく。
16.筒状になった生地をスケッパーでさくっと縦半分に割り2分割にする。
17.16の生地をの中央同士を交差させツイストに編んでいく。(このとき、切り口から見えているフィリングが上を向くようにすると焼き上がりがきれいな模様になる)
18.編み終わった生地の両端をくるんと下に巻くようにしてスプレーオイルをした型の中にそっと入れる。
2次発酵・焼成
19.乾燥しないように濡れ布巾やラップをかぶせて2次発酵させる。(今回はパウンド型を使っているので型いっぱいになるまで)
20.発酵が完了するタイミングまでにオーブンを200度で余熱をしておく。
21.発酵が完了したら牛乳(分量外)を塗ってオーブンに入れ、温度を180度に下げ20分焼成する。(焼成時間はご家庭のオーブンに合わせてください)焼成が完了したらオーブンから取り出し、すぐにケースごと10cm程の高さからトントンと落としてショックを与え、中の水蒸気を逃がす。(ケーブイング、ケーブイン:冷めた時に焼き縮みによるシワ、腰折れを防ぐ)
レモンアイシングを作る
22.アイシングの材料をボールに入れよく混ぜ、粉糖をとかす。(長時間放置していると固まってしまうので、焼きあがる直前に作るようにする)
23.焼き上がったパンをケーキクーラー等に粗熱が取るれた飾り用のレモンを乗せ、レモンアイシングをかける。
完成
焼き上がったパンはそのまま食べても、軽くトーストしても美味しくいただけますよ!
上にトッピングするレモンは生のままスライスしていますが、スライスしたものを葉と蜜に漬け込んではちみつレモンにしても美味しいです。
お好みトッピングを楽しんでくださいね♪
インスタントドライイーストで作るアレンジ
自家製酵母を育てていない場合はインスタントドライイーストに置き換えて作ることが出来ます。
ここでは赤サフを使ってストレート法で作る置き換えレシピを紹介します。
材料
パウンド型(内寸80×210×H60mm、底寸70×195mm)1個分
※お持ち型で焼く場合、大きさが余りにも違っていれば分量を調整してくださいね。
作り方
生地作り
1.無塩バター以外の材料をホームベーカリーや捏ね機に入れ、生地がうすく伸びるまで捏ねる。(捏ね時間はお持ちのホームベーカリーやニーダー等の機器によって異なるので必ずグルテンチェックをしてください)
2.生地を指で広げてみて薄くのびるようになれば無塩バターを投入し捏ねる。さらに伸びのよい生地に捏ね上げます。※「基本の生地作り」も参考にしてください!
3.捏ねあっがた生地を両手で持ってきれいな面がでるように何度か張らせながら丸める。(張らせすぎると生地が傷むので3~4回程度)
1次発酵
4.ボールにに生地を入れ、1次発酵させる。2倍の大きさになるまで発酵発酵させる。(室温で1時間程度)
5.フィンガーチェックで生地の状態を確認する。(表面に少し強力粉をまぶし人差し指の第2関節くらいまで差し込み、指をさした跡が残るくらいになれば発酵完了。すぐに戻って穴がふさがるようなら発酵不足。また指をさして全体がしぼんでいくようなら発酵のしすぎ。)
ベンチタイム
6.打ち粉をした台に生地をひっくりかえして取り出す。※注:無理に引っ張って傷をつけないように注意する(台に接している方がパン生地の表面になる)
7.6の生地を台の上に出し、かるく押したりたたいたりして空気を抜きながら半分にたたむ。重ねて閉じた部分を中央に上向きになるように置いたら中の空気を抜く。これを2~3回おこなう。(表面を張らせることを意識しながら作業する。やりすぎると生地が傷むので様子をみながらおこなう)
8.閉じ目を下にしで台の上に置き、乾燥しないように発酵に使っていたタッパーをかぶせて15分ベンチタイムをとる。
フィリングを作る・成形・2次発酵・焼成
10.生地を休ませている間にフィリングを作る・成形・2次発酵・焼成 後はレーズン酵母で作る場合と同じ要領で!詳しくはこちら。←作り方にジャンプするよ!
レーズン酵母で作るパンのレシピ紹介
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